猫の譲渡会ってどんなところ?譲渡会のメリット&デメリット

譲渡会情報
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譲渡会ってどんな感じなんだろう?
今すぐ飼えないから行かないほうがいいよね?

どんな子がどこから来てるんだ?
その場で連れて帰らなきゃいけないのかな?

まだあまり一般的とは言えない保護猫の譲渡会。

私は保護猫活動ボランティアをする中で数多くの譲渡会の開催、参加をしてきました。
そこでこんな疑問を解決すべく記事にしました。

猫の譲渡会が一体どんなところ?
譲渡会のメリットは?
譲渡会で気を付けてなければいけないことは?

 

猫の譲渡会ってどんなところ

 

猫の譲渡会は「飼い主を探している猫」と、「猫を飼いたいと思っている人」マッチングの場所です。

参加している猫

参加猫は全員新しい飼い主を探している猫です。

早くて生後2か月くらいから、若者猫、大人猫、シニア猫まで色々な年代が参加します。

譲渡会は猫にとってストレスの大きい場所なので、健康上のリスクが少ない4か月くらいから7歳くらいまでの猫の参加が多いです。

保護された理由は様々、子猫だったら子猫だけで遺棄されていた子だったり、保護した妊婦猫が出産した子がだったり。

大人猫だったら、引っ越しで置いていかれた子とか、捨てられて餌場に突如現れた子、野良猫だけど極端に人慣れしている場合は虐待の恐れがあるので保護した子などです。

猫の不妊手術をしないまま飼育していて、望まないうちにどんどん増えてしまい、世話もままならず崩壊してしまうという「多頭飼育崩壊」現場から保護した場合もあります。

最近増えているのがシニア猫。
前の飼い主が亡くなり引き取り先がなくセンター収容となるところを保護された子などがあります。

これらみな、保護したことには変わらないので『保護猫』と呼んでいます。

\2019年より5月25日が「ホゴネコ」の日として正式に制定されました/
“0・5・2・5” で “ホ・ゴ・ネ・コ”です。

譲渡会は普段生活している場所と全く違う環境なので、人慣れがまだ進んでいない子だったり、極度な恐がりさんは連れていけません。

移動のリスクにも耐えられる子だけが参加しています。

 

参加猫は全員新しい飼い主を探している猫
4か月くらい~7才くらいまでの猫の参加が多い

 

参加している人

里親希望者

保護猫を迎える人を『里親』と呼びます。

なので「猫を飼いたいと思っている人」は『里親予備軍』です。

 

里親予備軍の方々はマッチングさえすれば今すぐ猫を飼いたいという方が最も多くいらっしゃいますが、今は飼えないんだけど見に来ただけの長期的な里親予備軍の方も多数います。

 

今すぐ飼えない人でも行ってOK

保護主

猫の入っている各ゲージの横にはその猫を現在保護している方が立ちます。

保護したご本人であれば保護主さん、一時的に預かってお世話している方であれば預かりさんです。

参加猫たちは譲渡会では緊張してしまっているので、普段の様子を知るために保護主さんまたは預かりさんから話を聞くことになります。

保護主さんとは譲渡して終わりでなく、譲渡後も色々相談できる間柄になることが望ましいです。いわば、あなた専属のネコアドバイザーになってくれる方と思ってください。

 

猫との相性だけでなく保護主さんとの相性もとても大事

 

開催場所

まずは『猫 譲渡会 地名』検索してみてください。

ところが正直あまり出てこない…

おすすめなのはこちらのペットのおうち
ご自身の都道府県を選択するとペットのおうちに登録している団体の譲渡会情報が出てきます。

ブログは持っていないけど、FacebookやTwitter、InstagramなどのSNSで情報を発信している団体さんが多いです。
Googleなどの検索エンジンだけでなく、SNSでの検索も是非試してください!

 

とはいえ団体もピンキリでして…
ある程度ブログやホームページなど日々の発信を見れば大丈夫な団体かの判断はつくのですが、団体の対応が悪くて最初は保護猫を飼おうと思っていたのにもかかわらずペットショップから迎えてしまったという話も良く聞きます。

そこで私が活動している東京&埼玉の限定になってしまいますが、オススメの譲渡会情報を毎月UPしています。

譲渡会から猫を迎える場合の譲渡の流れ

譲渡会で猫はケージに入っています。緊張してしまっている場合がほとんどですが、ケージには猫のプロフィールが掲示されています。

普段の様子を聞くのはお世話している方に聞くのが一番。
ケージのすぐ近くに立っている方がお世話している方である可能性が高いです。

普段の様子を聞いてみましょう。

運命の猫さんに出会えたら申込み→審査→里親決定という流れになります。

また里親決定したからといってその日にお持ち帰りすることは基本的にはないです。必要な準備を整えていただいて後日、お届けになります。

譲渡会に行くメリット、デメリット

 

譲渡会がどんなものなのかは分かったけど…
譲渡会から迎えるといいことがあるのかしら?

譲渡会のメリット・デメリットを教えるにゃん

メリット

実物の猫と人を見ることが出来る

譲渡会の規模にもよりますが、最低でも10匹以上が参加している場合がほとんどです。
また複数の保護主さんや団体で開催していることがほとんどです。

その場合、一度に沢山のネコとヒトに合うことが出来、相性を比較しやすいというメリットがあります。

またネット上の写真・文字は偽ることだって出来てしまいます。
この先何十年と一緒に暮らす家族になるのですから実物を見て、触れて決断すべきでしょう。

好アクセスな立地

なるべく多くの方に来て欲しいので好アクセスの立地で譲渡会を開いている場合が多いです。方向音痴さんでも安心かもしれないですね。

ネットで一目惚れして応募した場合でも、必ず実物と会ってから最終決断することを推奨していますがその場合保護主さんの自宅に行くことになるのでアクセスが良いとは限りません。

動物は対面販売が義務付けられています。
ネットで一目惚れしたからといって、その人に会わずにもらうようなことは絶対にしないでください。悪徳業者である可能性が高いです。
また居住環境を見せられないという人も詐欺である可能性が高いです。

気軽な参加OK

個人宅を訪ねるとなると「ちょっと見に行くだけ…」というのは気が引けますよね。
譲渡会であれば通りすがりの方だってOKなので、もしこの保護主さんや団体の方針とは合わないなあと思ったら「通りすがりに寄りました~」といって逃げることができます。

デメリット

普段の様子の猫を見ることが出来ない

唯一のそして最大のデメリットが「猫が緊張していて普段の様子を見れない」ということです。

譲渡会の様子を見て、この子なら大人しそうだなと思って迎えて、家に来て慣れたら怪獣並みのパワーがあってびっくりした、なんてことはよくあります。

そのためにも保護主さんとたくさん話すようにしてください。

話だけでは不安な場合は、不安を残したまま迎えることは避けた方がよいでしょう。
保護主さん宅を訪ね、普段の様子を見せてもらいましょう。
(ここで断られたら悪徳ボランティアの可能性が高いです)

まとめ

譲渡会は結婚相談所のような、仲人さんのいる婚活イベントのようなものと思ってもらってOKです。

猫のプロと色々話せる機会はそうありません。
今すぐに飼えないという方も、将来のために色々話を聞くのはすごく大切なことだと思います。

猫を押し売りされるなんてことはまずありません。
むしろ、譲渡の条件が厳しくて私は問題に思っているくらいです。

理想のねこLIFEへの想いを募らせるためにも是非譲渡会で猫のプロと直接話してみてください。

譲渡会は猫のプロが相談にのってくれる貴重なチャンス

 

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