子猫は2匹飼いをおすすめしています!!
いきなり2匹なんてとんでもない。早く譲渡したいから2匹をすすめてるんでしょ?
そういえば、知り合いも2匹ペアじゃないと譲渡できないと言われて、2匹飼ってたわ。
「子猫は2匹」はちゃんと理由があるんだにゃん~
子猫のストレス
「猫は群れない動物」「単独行動を好む」は全くの誤解
猫はコロニーを形成する動物です。猫島、猫の集会などがあるのがその証拠。
動物愛護法の論点のひとつに「8週齢規制」というものがあります。
これは犬猫の販売・展示のための流通は最低でも生後8週齢以上経ってからにしましょうというもの。
小さければ小さいほど可愛いと思われる日本の風潮の中で、ペットショップにとっては打撃があるため業界の反対が入りなかなか進まないできた規定です。
ちなみに日本よりも進んでいる欧米諸国では8週齢規制というものはとっくの昔に導入されています。
その理由は猫の幼少期は猫の社会化にとても重要な時期だからです。母猫やほかの猫と一緒に過ごすことによって免疫をつけたり、猫社会のルールを学びます。
この期間を猫と一緒に生活しないと猫としての社会化が出来ず、鳴き声や噛み付き、ひっかくなどの問題行動の原因となります。
8週齢は本当の最低ライン、その後も社会化は続きます。
そして子猫には遊び相手が必要。噛み合ったり、プロレスごっこをしたり、毛繕いし合ったり。
私が生まれて初めて拾った猫は生後5か月くらいで保護しました。それからずっと1匹飼いだったのですが私の腕は常に傷だらけでした。
噛み合って遊ぶ相手がいないから人間である私を噛んで遊んでいたのです。
飼い主のストレス
猫は遊びたいとき遊び相手をせがみます。それもエンドレスに(笑)
飼い始めは大丈夫でしょう。念願の猫を飼って、色々なおもちゃを買いいつまでも遊んでいたいという気持ちでいっぱいになるかもしれません。
でもいつまでもは続きません。
明日仕事が早いから、家事が残っているから、読書したいから、とか子猫には関係ありません。
猫は寝てるというイメージが強いようですが、子猫のパワーは尋常じゃないです(笑)
もちろん人間の子どもの性格だって十人十色なように、猫にだって色んなタイプの子がいますが、一般的に子猫テンションは3歳くらいまでは続くと思ってていいかなと思います。
常に遊び相手になってあげられるかを考えたときに、1匹より2匹の方がむしろ手がかからないということを覚えておいてください。
後からだと猫同士の相性の見極めが難しい
譲渡会では2匹目を探して悩まれている飼い主さんが非常に多いです。
その理由の多くは「遊び相手が欲しそう…」「ひとりでお留守番させているのが可哀そう」
など。
つまり飼ってしまえば2匹が良くなるのですが、2匹目を決めるのは難しいのです。
まとめ
人間では代役できないけど猫の成長にとって大切な遊び方があります。
先住猫さんがいて、その子が遊んでくれるお年頃の子であれば子猫は2匹である必要はありません。
ご家庭の生活スタイルを見直しつつ、本当に1匹で迎えても子猫を幸せに出来るのかしっかり考えることが大切ですよ。
コメント
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